Opera9.60β1を入れてみた。

Opera9.5β が出たばかりなのに、もう9.6βが出ました。
ChangeLog: http://www.opera.com/docs/changelogs/windows/960b1/


今回のUserAgent(ユーザーエージェント)は、"Opera/9.60 (Windows NT 5.1; U; ja) Presto/2.1.1" です。Opera9.52 は "Opera/9.52 (Windows NT 5.1; U; ja)" でした。


UAにある、"Presto" とは Opera9.2x に搭載されているエンジンで、Opera9.5で新しく搭載された"kestrel"エンジンよりは古いはずなのですが、今回は古いエンジンを積んでいるようです。
どうも、Opera9.3として出すはずのものが、Google Chromeやらマーケティング的な都合でOpera9.6としてリリースしたのでしょう。
2〜3年前のGoogleってブラウザがほしくてOperaを買収するつもりでいましたから。Chromeリリースにより、Opera社内を何かが駆け巡った結果なのでしょうか?
今回のリリースによって"Version番号=エンジンの新しさ"の大前提が崩れたため、JavaScript開発者がわかるように、UAに"Presto"つけようですが、Opera9.6に搭載されたPrestoはOpera9.2xのソレと挙動が異なっていることが確認できました。
つまり、Old Presto(9.2x), New Presto(9.6x), kestrel(9.5x) の三種類の描画エンジンの挙動をサポートしなきゃならないってことですか…
予定では年末に Opera10 が出るはずなので、Opera9.6 は見なかったことしたいです。

ちょっと時間を作って、Opera9.6を評価してみたいとおもいます。