自作ライブラリから Firefox2 と Opera9.2x のサポートを削ります。

うやむやにサポートを切るのは忍びないので、ちゃんと私の考えを書いておきます。

自作ライブラリから、Firefox2とOpera9.2xのサポートを削ります。スキル不足でサポートできない訳では無く、開発リソースを集中する必要があるからです。 どうしてもサポートして欲しいと(もし)言われたら 「それは有料で」となります。

http://twitter.com/uupaa/status/5331581398

全て(100%)のシェアをカバーするようにブラウザをサポートするのが「理想」とするならば、理想の実現には「とても時間とお金が掛かる」というのも「現実」です。実際には全てのブラウザのサポートは無理なので、100% を 99% に減らすか、95% で妥協するか、いずれにしても切り捨てるブラウザの線引きをしなければなりません。

http://twitter.com/uupaa/status/5331622430

「過去にさかのぼり」等の文言を直しました。

古いブラウザがいつまでも残り続けるということと、ライブラリが古いブラウザをサポートする/しない は別の問題ですが、ライブラリが古いブラウザをサポートしないことで、古いブラウザが無くなっていくのなら、それはWeb開発者にとって良い方向に向かっていると思うのです。

http://twitter.com/uupaa/status/5331655261

「有料」というのは、即「お金が欲しい」という意味ではなく(もちろんもらえるなら嬉しいけど)、「有料かぁ」→「お金が必要になるのであれば諦めます」というクライアントの反応を期待したものですよ

http://twitter.com/uupaa/status/5331716861

uuQuery.js, uuCanvas.js, uuAltCSS.js では Firefox2, Opera9.2x をサポートしていますが、今後は非サポートになります。
ここで言う非サポートとは「実装はあるけど公式にはサポートしないよ」ではなく、実装そのものを削るという意味です。

また、uuQuery.js, uuCanvas.js, uuAltCSS.js を一本化したライブラリ(uupaa.js ver 0.7) も同様です。


だれか一人が「やーめた」ではなく、沢山の開発者が「やーめた」しないと状況は改善されない とも考えています。