速度が求められる部分に Function#bind を導入するのはまだやめましょう

Function#bind は、ECMAScript-262 5th で導入された Prototype.js 由来のメソッドです。
uupaa.js では Function#bind の互換実装も提供していますが、現在はコメントアウトした状態でリリースしています

Function#bind と 自分でbind相当の処理を書いた場合のベンチマークhttp://jsdo.it/uupaa/FunctionBind に載せました(引数を束縛する使い方についてのベンチマークです)。

Browser ratio Function#bind 自分でbind loops
Chrome 9 dev 335% 171 51 *100
Firefox 4 beta 9 93% 298 320 *100
Firefox 3.6 ---- ---- 764 *100
IE 8 824% 1590 193 *10
IE 9pp7 84% 112 134 *100
Opera 11 1897% 1802 95 *100
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HTC Desire HD (Android 2.2) 1844% 166 9 *1
IS06 (Android 2.2.1) 816% 204 25 *1
iPhone 3GS (iOS 4.2.1) 992% 258 26 *1
Android Dev Phone 1 (Android 1.6) 1685% 1415 84 *1

HTC Desire HD - 1GHz, 768MB
IS06 - 1GHz, 400MB
iPhone 3GS - 600MHz, 256MB
Dev Phone 1 - 528MHz(384MHz), 192MB

Android は一見フリーズしたような状態になりますが、暫くすると画面が更新されます。
ベンチマークスクリプトAndroidの場合にloop回数を考慮していなかったため修正し、再測定後のスコアに差し替えました。